復旧工事中の青海川駅
新潟県中越沖地震で、土砂崩れが起こった駅としてニュースで大々的に取り上げられた、日本一海に近い駅に行ってきました。
→g:ttc:id:nozorinne:20070804#record
代行バスで国道8号線沿いに設けられた仮設のバス停で下車します。
バス停のある場所がもうすでに被災していました。
自衛隊の車が3分に1台ぐらい通ります。
青海川駅に崩れた土砂が、元々あったところの住宅です。
近くの田んぼのアスファルトが地すべりしています。
信越本線の線路と、うっすら青海川駅の跨線橋が見えます。
そんな景色を撮っている橋も
ご覧のとおり。
カメラを持っていたら「どこの取材の方ですか?」と聞かれたので、少しお話をしました。
「ドーン」と振動が来たんだそうです。
駅までは遠回りをしなさいといわれたので、遠回りして駅へ向かいます。
屋根にビニールシートがちらほら。
墓石も倒れています。
対策本部が設置されていて、中ではあわただしく人が動いていました。
ビニールシートがかぶさった家には、すべてこのような掲示が玄関に貼ってあります。
調査員が家の損壊状況を見て回っていました。
到着しました。
跨線橋の壁がありません。何故でしょうか。聞いておけばよかった。
駅以前に、鉄道施設なのかどうかもわかりませんね。
駅本屋は撤去されています。
鉄道の跨線橋の下にはトラック。
架線がありません。
海側から見ても詳しい被害状況がわかりません。
上に上ってみます。さっき、地元の人に路面が危ないといわれた場所です。
自警団の人がいたので確認をとって上りました。
地割れが起きています。
跨線橋の全景です。
上から見ると、土砂はほとんど撤去されているようでした。
海が依然として土色をしています。
今度はこの駅名標が海に向かってそそり立つときに訪れたいです。